tomoのもがき日記

ロードバイク実業団チームTEAM Una Cordaのtomoの趣味日記でございます……現在の構成割合もがき8割、グルメ2割

system six インプレッション!

今日は淡路島へ行ってキャノンデールの新作エアロロード「System Six」のインプレッションライドに参加してきました!

 

通常の試乗会はせいぜい乗れて2〜3kmしかももがくなんてもってのほかという感じなのに今回なんと100km(実際の走行は50km強)乗れるとのことなのでとても楽しみにしていました!

 

System Sixを見てまず思ったのは

「カッコイイ……」

その一言でした✨

 

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横からみると太いけれども、前からみると薄いフレーム、まさにエアロロードという感じでとても魅力的でした

 

まずは細かなパーツをご紹介

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カラーリングは黒と黄色(黄緑?)の2タイプ
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ハンドルはエアロ形状で、ワイヤー等は綺麗に中に収納されていました

 

マウントがあるのでサイコンももちろん装着可能、愛用のwahooも装着できました!

 

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ブレーキは今まさに波が来ている油圧式ディスクブレーキ


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コンポはデュラ、アルテの2タイプ、もちろんDi2!

 

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シートポストもエアロ形状

 

ホイールの写真を撮り忘れてしまったのですが、タイヤ幅よりもリムの幅の方が大きく、タイヤがリムの間に収まっているという今まで見たことのない感じでした。

 

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乗る前にキャノンデールの方からSystem Sixについての説明がありました

キャッチコピー?は「世界最速のバイク」

その響きだけでもこだわり抜いて作られたという気持ちが伝わってきました✨

 

さてここからがインプレッション

いくつか項目に分けて書いていきたいと思います

 

まずは〈重量感〉

「エアロロード=重い」

というイメージが今まであったのですが、持ち上げてみるととにかく軽い、横からみるとしっかりと太さはあるのに全く「重いなー」というネガティブな感じを受けることは一切なかったです。

 

2つ目は〈巡航への移行〉

漕ぎ出しから巡航へ移るにつれて必要なパワーというのがどんどん少なくなり、とてもスムーズにある一定速度の巡航へと移ることができ、漕ぎ始めから速度維持までに必要な力というのをとても温存して漕ぐことができました

 

3つ目は〈ダンシング〉

今回少し大きめのサイズ51に乗ったので、少しダンシングに慣れるのに時間がかかりましたが、それでも苦手?であるはずの登りも難なく登れ、ダンシングで踏み込む力もしっかりと推進力へと変えてくれました。アタックにくらいつく時にもダンシングをしましたが、本体が暴れすぎることもなく、「前へ行きたい!」という動きをしっかりと受け止めてくれました

 

4つ目は〈下り〉

これは言うまでもなくエアロロードの持ち味を全力に生かすことができ、次にも書きますが前からの風に左右されないとても快適なスピードコントロールができ、今回はあまりやりませんでしたが、下りでも踏みたい時にもその漕ぐ力を下りのスピードに乗せてくれるだろうなと思いました

 

5つ目は〈風の抵抗〉

乗ったタイミングではちょうど向かい風が吹き始めていたのですが、いつもなら「うっ、重い!」と感じる前方からの風の力がほぼ気にならず、まるで誰かが前についてくれているような感覚になりました。何度かプリッジをかけるタイミングがあったのですが、その時にも風の抵抗を大きく感じることもなく、2つ目にも書かせてもらった巡航におけるペダリングの軽さが損なわれることなく単独走やプリッジなどを行うことが出来ると思いました。ルーラーやパンチャーにはうってつけかもしれませんね。

 

6つ目は〈路面状況による影響〉

今回のSystem Sixの大きな特徴として、ホイールも挙げることができると思います。上にも書かせていただきましたが、リム幅にタイヤ幅が収まっているため、空気圧が低くく走ることができました。(自分が乗ったタイヤで6気圧前後)快適な走り+路面が荒れていたとしてもうまく包み込んでくれていました。

 

総合すると……

単なるエアロロードバイクではなく、使い方によってはオールラウンダーにもなりえるバイクだと思いました。しかもこれだけの機能が備わっているにもかかわらず、79万前後という価格帯、欠点を探せといわれても逆にその方が難しいという感じでした。「世界最速」というかなり大胆なキャッチコピーを打つだけのことはありました。

 

自分自身の反省としては2点ありました。

一つ目はエアロロード自体に乗るのが初めてだったので、このSystem SIxに乗る前に他のエアロロードに乗り、エアロロードがどのようなものかという経験があればより正確に比較をした上でのインプレッションを書ければと思いました。

二つ目はサイズ感で、身長167cm前後で今回51に乗せていただいたのですが、「少し大きいかな?」という感覚があったので、もうワンサイズ下でも良かったかもしれないです。実際にライド終了後48に乗せていただいたのですが、そっちの方がよりしっくりくる感じでした。

 

以上長々と若輩者ながら偉そうにインプレッションを書かせていただきましたが。今回のこのSystem Six。コストパフォーマンス、性能等全て含めて万人に薦められるバイクだなと思いました。

 

キャノンデールジャパンの皆様、今回は貴重な機会を本当にありがとうございました✨